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よくある質問

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Symbianプラットフォームはすべて公開されていますか?

はい、すべて公開されています。Symbian^3のソースコードは、メンバー様も、メンバー以外の皆様も同様に、Eclipse public license (EPL)の下、すべてオープンソースコードとしてご利用いただけますが、一部は、他のオープンソースライセンスの下、ご利用いただけるものもあります。

ほとんどのツールのソースコードも、現在は公開されて、EPL(もしくはその他のオープンソースライセンス)の下で利用可能となっています。EPL化への移行がまだ完了していないツールパッケージがいくつか残っていますが、これらも2010年半ばまでにはオープンソースとなる予定です。

もう既に公開されているのだと思っていましたが?

2009年4月にSymbian Foundationが設立された際に、オープンソースライセンスの下、Symbianプラットフォームの一部を完全公開しましたが、ほとんどのコードは、メンバー限定の暫定的なライセンスの下で、Symbian Foundationのメンバー向けにのみ「公開」されていました。2009年には一部のパッケージ(カーネルセキュリティを含む)をEclipse public licenseの範囲内へと変換して、昨年末時点で、合計で5百万行分のオープンソースコードを公開するに至りました。Symbian Foundationは、2010年6月までにはSymbianプラットフォームを完全に公開する、と確約してまいりましたが、現在予定よりも早く作業が進んでおり、残りのコードの公開作業に取り組んでいます(最終的に合計で「3,300万行」分)。

それがなぜ良いことなのですか?

Symbianプラットフォームをすべて公開することで、Symbianのコミュニティがこれまで以上に迅速に発展できるようになります。個人でのコントリビューションも容易になり、学生や大学の調査部門も、今までよりも容易にSymbianのコードに関与することができるようになり、さらには企業も、規模の大小を問わず、直接コードを利用することが可能になります。今後は、公開されたSymbianのコードを利用して、誰でもデバイスを構築することができるようになります。

つまり、誰もがSymbianプラットフォームを使うことができるようにしたいのです。これは、我々が情熱を持って、理想だと信じてきた形なのです。


ソースコードを入手するのにメンバーに加入する必要がないのであれば、企業がSymbian Foundationのメンバーになる必要はないのではないですか?

Symbianのメンバーになることは、多くの利点があります。プラットフォームにコードをコントリビューションするためにメンバーに加入する必要はないものの、パッケージオーナーになったり、4つの技術カウンシルに参加したり、ボードメンバーの一員として指名されるためには、メンバーに加入している必要があります。貴社のロードマップから見て、Symbianプラットフォームに対してこうした影響力を持つことが重要だと思われる場合には、貴社もメンバーに加入するのが良いでしょう。

さらに、Symbianメンバーは、他のメンバーへの紹介サービスやネットワーキング、各社のサービスおよび製品のグローバル市場に関する情報収集などを目的とした各地の無料イベント、デベロッパーサイト内のプロフェッショナル・サービスのページを通じて、正規の販売の機会を得る権利、メンバー一覧への掲載、メンバー一覧とリンクの張られた、自社のメンバープロフィールの投稿など、様々なビジネスにおける利点を利用することができます。メンバーの利点の詳細は、こちらを参照してください。


開発に関するQ&A

どのコードラインがリリースされるのですか?Symbian^2ですか?Symbian^3ですか?Symbian^4ですか?それともすべてですか?

Symbian^3以降では、サードパーティのIPの付加されているコードを排除することに、特に注力してきました。そのため、Symbian^3とそれ以降のリリースのみが、オープンソースコードとして利用可能になります。Symbian^2のコードベースは、現在大部分がメンテナンス作業を行っている最中であり、ライセンス供与の方法に関しても、今後の変更は予定されていません。したがって、Symbian^2のコードベースがオープンソースライセンスの下で利用可能になることはありません。


S^3の内、どのリリースが完全に公開されますか?

PDK 3.0gを最初に完全に公開する予定で、第7週にリリースします。完全にオープンなプラットフォームへと移行するプロセスが実施されている間は、PDKリリースの混乱を最小限におさえ、PDK 3.0fを予定通り第5週にリリースします。このPDKは、オープン化されたパッケージとまだされていないパッケージが混在して構成されています。

SymbianプラットフォームからサードパーティのIPが排除されているのであれば、ギャップが生じているのでしょうか?

サードパーティのIP(TPIP)の問題点のほとんどは解決されており、端末を作動させるために必要としていた機能はすべて、オープンソースのプラットフォーム内に含められているか、Symbianを補完する企業の既製品として購入することができます。将来的に、プラットフォームの完全性およびオープン性を拡充させるために、Symbian Foundationから新たなコントリビューションを要請することも考えられます。例としては、予測文字入力機能や手書き文字認識機能が挙げられます。


コードを利用してどんなことができますか?コードを別のリポジトリに保管して、公開した上で作業を行うことも可能ですか?

コードをダウンロードしてコンパイルすることもできますし、改変したバージョンを販売して収益を得ることもできます。唯一の制約は、コードに付随するライセンスを尊重しなくてはならない、という点のみです。関連するライセンスは、ソースファイルのコメントとして表示されており、多くの場合は、Eclipse public licenseが対象のライセンスとなります。

コードを変更したい場合には、自由に行ってください。その変更の内容がSymbian Foundationの目的およびロードマップと合致している場合には、 当方にその内容をコントリビューションしてください。ご希望の場合には、コードをコピーして他の公開されているリポジトリに保管して、そこで作業をしてもかまいません。また、Symbian Foundationの フィーチャーコードライン(FCL)のリポジトリを利用して作業を行うこともできます。

コードはどこで入手できますか?

コードを入手する一番簡単な方法は、 Symbian^3の製品開発キット(PDK)をダウンロードすることです。

それぞれのPDKには、あらかじめ構築されたバイナリと、そのバイナリの構築の際の元となった特定のソースファイルのコピーが含まれています。また、直接Symbian FoundationのMercurialバージョンのコントロールシステムで、Symbianの様々なリリースや、現在開発中の新機能などを含む、 ソースファイルの複数バージョンにアクセスすることもできます。

自分がほしいコードを含むソースファイルが、20万個以上あるソースファイルのどれに含まれているかがわからない場合には、相互参照機能を利用して検索を行うこともできます。


プラットフォームはどのようにして構築すれば良いのですか?他に何をすれば良いのですか?

Symbianプラットフォームは、複数のパッケージで構成されており、それぞれのパッケージは、複数のコンポーネントにより構成されています(詳しい情報に関しては、 システムモデルを参照してください)。完全なプラットフォームを構築することも、パッケージを構築することも、個別のコンポーネントを構築することも可能です(ただし、完全なプラットフォームよりも単位の小さいものを構築する際には、構築作業のために 製品開発キット(PDK)が必要になります)。

  • 個別のコンポーネントを構築するには、一般的には Carbide.c++ IDEを利用するか、コマンドライン向けに SBSv2ビルドツールを実行します。
  • パッケージを構築するには、おそらく、SBSv2と、パッケージの構造を解説するXMLファイルを利用することになります。
  • 完全なプラットフォームを構築する場合には、Symbian Foundationと同じツールを使用することをお勧めします。これは、具体的には複雑な構築を管理するためのオープンソースの「Hudson」ツールで、Symbian Foundationが公開しているスクリプトを使用して作動しているものです。


単に「make」と入力するのではいけませんか?

いけません。Symbianプラットフォームはそんなに簡単ではありません。これまでに、単一の組織がソースベースすべてに対してアクセスをした例はありません。構築のプロセスは、これまでに多くのコードがSymbian Foundationに対してコントリビューションされた結果、簡単になってきており、今後も時を追ってより効率化され、統一されていきますが、それでも極めて簡単になることはありません。


バグはどのように報告すれば良いでしょうか?

Symbianデベロッパーサイト上にあるバグ追跡機能を利用してください。「ソース」のメニューの下にあります。

より詳しい情報は、不具合を取り扱うためのガイドライン内に記載されています。


コードをコントリビューションしたいのですが、誰に連絡すればいいですか?

最終的には、各パッケージのオーナーが、コントリビューションの受領に責任を持つことになります。しかしながら、パッケージは 技術ドメイン内に組み込まれており、Symbian Foundation内には、イノベーションと開発のリーダーを務め、管理、調整を行う 技術スペシャリストのチームが設置されています。まずはこのチームに連絡をしてください。


既存のAPIを書き換えて、改善した内容をSymbianに提出することはできますか?

変更内容のコントリビューションは大歓迎ですが、公開されているAPIを変更したとしても、コードの保護担当者、例えば「パッケージのオーナー」や「コミッター」は、コミュニティ全体に対して広範囲に渡って混乱を招くような変更内容は、受け取らない可能性が高いと思われます。公開されている主要なAPIを変更すると、そのAPIを使用している人全員に対して混乱を引き起こすことになり、不必要に互換性が犯されることのないよう、Symbian Foundationでは のプロセスを設置しています。


ハードウェアに関するQ&A

Symbian^3を利用して、既存の自分の携帯電話のプログラムを変更してもかまいませんか?

いいえ、自分の携帯電話のプログラムを変更することはできません。携帯電話の内容を変更する権利は、各電話メーカーの裁量に任されており、公開されているSymbianプラットフォームを利用して、既存のデバイスを完全に変更するような内容を作り上げることは、たとえそのデバイスが現時点でSymbianプラットフォーム上で作動しているとしても、できません。ただし、個別のアプリケーションなどの部分を利用して、内容を拡張させてからインストールをして、機能を追加したり、機能を交換したりすることはできます。


コードがリリースされているのであれば、自分でSymbianの携帯電話を製作してもかまいませんか?

誰でも、Symbian Foundationが現在公開しているコードを利用してデバイスを構築することができますが、対象のハードウェア向けに ベースポートが 必要になります。それ以外に検討が必要なのは、特許やサードパーティのIPの付加されたコードを利用する必要があるかどうか、です。


オープンソースのビジネスに関するQ&A

コードの所有者は誰ですか?コードを利用して収益を得ることはできますか?

コードの所有者は、元の著作権の保有者ですが、その所有者からSymbian Foundationに対してライセンスが供与されており、そのライセンスは、Eclipse public licenseか、その他のオープンソースライセンスの下に、本コミュニティに対して譲渡をすることが許可されるほど、広範囲に渡って権限を網羅したライセンスになっています。

ソースコードを利用して収益を得ることはもちろんかまいませんが、ここに記載されている通り、ライセンスを尊重して、コードを販売する際はEPL下で変更内容を配布し、他の人たちが利用できるように公開しなくてはなりません。

コードの中で特許権の設定されているものはありますか?Symbian Foundationから特許ライセンスを供与してもらうことはできますか?

はい。一部のコードは、特許の設定されている技術や概念を実装しています。Symbian Foundationのメンバーになることで、他のメンバーからの一部の特許ライセンスが供与されます。この内容は、Symbian Foundationの特許に関する方針に規定されています。より詳しい情報に関しては、info@symbian.orgまでご連絡ください。


ライセンス供与に関するQ&A

「EPL」とは何ですか?

EPLはEclipse public licenseの略語で、Eclipse Foundationが作成したライセンスです。

Eclipse public licenseはOSI認定のライセンスで、コピーレフトの規定が 弱い ものと考えられています。EPLライセンスにより供与されているコードに対する変更や、一部の追加は、EPL下にてライセンスを供与される必要があります。

EPLは、Symbianプラットフォームの開発を促す、というSymbian Foundationの目標のバランスを保ち、コントリビューションを行う人たちのコミュニティを作り上げ、プラットフォームを基礎としてイノベーションを行うことで活発な商業上の競争が促進されるため、Symbian Foundationにとっては良い選択であったと考えています。

EPLについてのさらに詳しい情報は、Eclipse Foundationのウェブサイト上のよくある質問のメニュー内に記載されています。


なぜGPLを使用しないのですか?

GNU General Public License (GPL)は、GPLのライセンスを供与されているコードを元に作業を行ったものは、そのものもGPLライセンスを供与されなくてはならないと謳っています。例えば、SymbianプラットフォームがGPLの下に公開された場合には、Symbianのコアライブラリを利用してソフトウェアを記述した人は全員、GPLの下に、当該追加コードを公開する義務を負うことになります。Symbian Foundationは、Symbianプラットフォームが提供するEPLコードを変更したり、EPLコードに追加を行ったりした場合を除き、端末メーカーが、自社が作成したコードすべてをオープンソースにしなくても、新しい機能を追加したり、新しいハードウェアに対応できることを明確にしたいため、GPLではなくEPLを選択しました。Symbian Foundationでは、端末メーカーが自社の行ったイノベーションを提供することで、Symbianプラットフォームが拡充することに価値があるのを認めてくれることを期待してはいますが、全員がすべてをコントリビューションしなくてはならないとは考えていません。


その他のQ&A

コードが公開されてしまったからには、私の携帯電話のセキュリティも甘くなってしまっているのでしょうか?

いいえ。Symbianプラットフォームは、「難解であることによるセキュリティ」に依存してはおらず、ソースコードを読んだからと言って、当プラットフォームのセキュリティの仕組みを見抜くような簡単な方法がわかるようになるものではありません。ハッカーが悪用可能なバグが存在する可能性はありますが、こうしたバグをより迅速に発見し、修正するためにも、コードの公開は有効な方法として認識されています。Craig Heath's セキュリティに関するブログ内の詳しい記事に、詳細が記載されています。


私の質問内容は、上記のどれにもあてはまりません。これ以外の疑問点については、どのように解決すれば良いでしょうか?

さらに詳しい情報に関しては、以下のリンク先をご参照ください。

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